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新年のご挨拶

2018/01/01

 新年あけましておめでとうございます。
 組合員の皆様におかれましてはご家族とともに輝かしい平成30年の新春をご健勝で迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。

 また、平素より農協事業へ特段なるご理解とご協力を頂いておりますこと改めてお礼を申し上げます。
 さて、昨年は日EU・EPAの大枠合意と総合的なTPP等関連政策大綱の正式決定がなされ、依然、厳しい農業情勢においても日本の経済成長に農林水産業を直結させるとした政府の強化策が注視される中、今後編成する予算での具体対策の内容が焦点となるところであります。
 一方、国内での農協改革・規制改革については、それぞれの年限が定まっている中で、規制改革推進会議だけではなく生産現場にも耳を傾けて丁寧な改革を進める姿勢が示されたとしておりますが、今後においても主張するべきところは主張して、JAはこれまでと同様、組合員皆様が安心して営農を続けられるような農業政策となるよう強く求めて参ります。
 さて、昨年の作況等を顧みますと、春先は数日の周期で変化したものの、5月より平均気温が高めに推移し耕起作業も概ね順調な中、6月は低温・寡照となり全体的に停滞ぎみになったところであります。7月に入ってからは、上旬の高温多照により生育が回復し、8月からは平均気温が多少低く、9月中旬では台風18号による風雨の影響を受けたところではありますが、全体的には大きな被害を回避でき、水稲の収穫期以降は天候の変化が著しく、降水量もやや多い中での推移となりました。
 そのような中、水稲につきましては全国作況100、全道103、南空知が105となり、7年連続の豊作年となりました。そのうえ、収量はもとより、品質においても7月からの天候回復等により近年にない高い高品位率となりました。また、畑作物においては湿害の影響を受けたものや市場価格の変動が見られたものがあった中ではありますが、全般的に概ね平年に近い出来秋となり、畜産物を含めた販売品生産高は中長期計画で掲げた110億円を達成できる見込みとなり、3年通期達成となりました。このような結果を収めることができましたことは、生産者各位のご努力の賜物と深く敬意と感謝を申し上げます。
 最後になりますが、本年もご家族をはじめ組合員皆様が事故なく1年間ご健勝で過ごされ、そして、豊穣の秋を迎えられますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。

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